アンティークの椅子は登竜門
アンティークの椅子は、インテリアをこだわりたい人にとって、まずは登竜門といった位置付けなのではないでしょうか。
いずれは、立派なアンティークの食卓とセットで、椅子を何脚か揃えたいと考えていても、いきなりはハードルが高すぎます。
その点、玄関や、居間、電話機の横など、ちょっとしたアクセントの一部として、アンティークの椅子は1脚だけでも、どこにおいてもインテリアの華になります。国際的認識として、アンティークという言葉は、現時点から100年以上さかのぼったものに対して使われる言葉であるとGATT(関税および貿易に関する一般協定)によって定義されています。
この言葉を訳すと、西洋骨董といった意味合いになりますので、どうしても本場西洋から距離ある日本では、100年以内の、定義から逸れた物も、それらしい外見であれば売買される傾向があるようです。
アンティーク家具の魅力は職人の技だけで作られた逸品
とはいえ、独自の品質が揺らぐわけではありません。長い間愛用され、その持ち主の愛情に裏打ちされた品質は、多少外見がそれらしいだけの商品の登場で誤魔化せるものではありませんし、少し知識を身につければ、すぐに見分けることができるでしょう。
アンティーク家具の魅力はなんでしょうか。それは、やはり、機械や製造ツールがまだ整っていない時代から、確かに受け継がれてきた職人の技だけで作られた逸品であるということが挙げられます。
アンティークの家具と違い日本で量産されている一般的な家具は・・・
今日、日本で量産されている一般的な家具は、多くが中国製です。
アンティークの家具と違い、安価に、そして大量に消費されることを第一の目的としているため、機械で一斉に大量生産されています。
使いやすさ、丈夫さを軽視しているものばかりとはもちろん断言できませんが、大半が、どちらかというと、生産のしやすさや、コストカットなどが優先されている商品という点では間違いないでしょう。
>>> アンティーク 椅子 その2